フロー状態を作り出そう!〜集中力をアップさせるには?
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.351
フロー状態を作り出そう!
〜究極の集中力の作り方
お子さんに絶対必要であると
定義している5つのチカラ、
集中力
好奇心
やる気
精神力
基礎体力
昨日はこのうち、
「やる気」について
お伝えしました。
少しおさらいしますと、
「やる気」を作り出す
食べ物を食べる前に、
まずは消化器官の要である
胃、脾、膵臓を整えないと、
何を食べても全く無駄!
そのためにはまず、
食べ過ぎに気をつける必要がある
ということが、
昨日のお話しでした。
今日は5つの力の3つめ、
「集中力」について
お伝えしたいと思います。
と、その前に質問です。
みなさんは、自分が超集中した!
という経験がありますか?
心理学の分野では、
極限に集中した状態のことを、
ゾーンといったり、
フロー状態と言ったりします。
これは、今していることに
完全に没頭して、
精力的に集中している感覚のこと。
このフロー状態に入るためには、
7つの条件が必要だと、
アメリカの心理学者
ミハイル・チクセントミハイは言います。
その7つの条件はこちらです。
1. 今していることに完全に集中できる
2. 日頃の現実から離れたような、忘我の感覚
3. 何をすべきか、どうやってすべきか理解している
4. 自分たちの能力で実現可能であることを理解している
5. 何の心配もなく、心が平静であること
6. 現在に対して集中し、時間の感覚を忘れること
7. 本質的なモチベーション。それ自体に価値があるという
と、難しい話をしましたが
簡単にまとめると、
ココロとカラダが
最高に快適な状態でないと、
集中できない、
ということ。
お子さんにこの状態を
作ってあげられるのも、
作ってあげられないのも、
あなたが毎日つくる食事に
かかっています。
そしてもしあなた自身が、
なぜか集中できないと
なやんでいるのであれば、
食事でそれを改善することが
できてしまいます。
では一体、
どんな食べ物が
集中力を高めてくれるのでしょう?
と、その前に。
まずは集中を阻害してしまう食べ物を
なるべく摂らなくすることが大切です。
集中力を邪魔する最大の食材は、
ズバリ
砂糖です。
とくに精製された白い砂糖が
含まれているおやつや食事は、
お子さんの血糖値を
不安定なものにしてしまいます。
不安定な血糖値からは、
不安定なココロが生まれます。
そうなると、集中どころでは
ありません。
✔︎じっと座っていられない子ども
✔︎すぐに飽きて放り出してしまう子ども
✔︎長続きしない子ども
もしあなたのお子さんが
このような状態でなやんでいるのであれば、
それはもしかしたら
毎日食べさせているおやつや食事に
お砂糖が入っているからかもしれません。
と、このように書くと、
「やっぱり砂糖がダメなんだ!!!」
とばかりに、
ただ闇雲に砂糖が悪い論に
落ち着けようとしてしまう人が
いらっしゃいます。
しかし私が言いたいことは
そこではありません。
集中力に関わる臓器は
肝(肝臓)・胆のうです。
この臓器に負担がかかると、
怒りという感情が生まれて、
些細なことにもイライラ、ムカムカ
してしまいます。
こういう感情がうまれてしまうと、
集中どころではないわけです。
と、考えると、
単に砂糖だけが問題なのではなくて、
肝・胆のうに負担をかける食べ物、食べ方が
よくないですよ、
ということになります。
食べ物のことを話すと、
「あれがだめ、これはいい」と
細部に没入してしまう方が
本当に多くいらっしゃいます。
しかし私がお伝えしたいのは、
そんな細部のことではなくって、
あなたは、あなたのお子さんを
どんな風にしてあげたいの?
というところから、
「じゃあ、これはいらない」
「これが必要」
という風に考えられる。
このように目標地点がないところで、
あれはだめ、これはだめと言ってても
全くきりがありません。
あなたはお子さんを、
どんな風に育てたいですか?
そのために、
どんな風に食べたらいいんだろう?
ということを、
ちょっと考えてみてくださいね。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映