偏食のこども〜たった2つの食べない理由
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.523
昨日は私が主催する
食べる筋トレマスタークラス
DAY2を開催しました。
*食べる筋トレマスタークラスとは?
こどもの能力が覚醒する食事を、
理論と実践の両面から学ぶ、
3ヶ月の養成講座です。
本日のテーマは
「食材の質」!
こどもが食べる、食べないも、
食材の質が
何よりも関係しています。
「こどもが、私が食べて欲しいと
思うものは食べてくれなくて」
とおっしゃるお母さんは
本当に多い!!!
食べないこどもに食べさせるために、
あの手、この手でトライして、
盛り付けの工夫、
味の工夫、切り方の工夫、
型抜き、海苔アート…
いろいろやっても食べないので、
食べたらなんでもいい!
となってしまって、
簡単に食べるフルーツやヨーグルト、
お菓子やパン、
時にはレトルトのおかずや
買ってきたお惣菜などに
頼ってしまい、
なんとかならないかな、と
思っている方が
本当に多くいらっしゃいます。
こういうケースは
まず2つのポイントから
簡単に解決します。
一つは、
お母さんが食べさせたいと
思っているものは、
実はこどもにとって
必要なものではない、
という場合があります。
どういうことかというと、
例えば野菜やフルーツ。
一般にはたくさん食べた方がいい、
とされていますが、
実はこどもにとっては、
野菜やくだものはそんなに
必要ではありません。
むしろ、しっかりと炭水化物
=つまりお米
が入ることのほうが
何よりも重要です。
だからそもそも、
「野菜を食べなくて…」
と悩む必要は、
こどもがまだ小さければ
全くないといってもいいのです。
そして、もう一つのポイントは、
食べさせているものの
質、なのです。
ここでいう質とは、
単に高級食材という意味でも、
有機やオーガニックという意味、
でもありません。
私が言う食材の質とは、
食材がもっている
生命力のこと。
生き生きしている食材
元気がある食材
食べて力をくれる食材、
つまり食材自体に
生きる元気があるかどうか。
それらが何よりも
こどもに必要なもので、
そして食材に
これらのチカラがあれば、
むしろこどもは驚くほどパクパク
食べてくれるのです。
大人は、頭で考えて食べます。
美味しくなくても
「体にいいから」とか
「どうしても今日これを食べないと
悪くなっちゃうから」
とか、
大人の事情で食べることが
可能なのですが、
こどもは、そんな事情や理屈は
おかまいなし!
感覚で食を捉えているので、
「あ、食べたい」と思うものに
素直に反応するのです。
猫ちゃんやわんちゃんを
飼ってらっしゃる方は
わかると思うのですが、
ペットフードをいろいろ並べても、
食べようとするものと、
食べないものは、
食べる前から見分けますよね。
そんな動物的感覚を、
こどもはまだまだ鋭く
持っています。
だからお子さんが食べないのは、
お子さんのカラダからの
サインであり、
それはつまり、
食材の質があまりよくない
ことがほとんどです。
だから、こどもが食べるモノを
求めて旅に出るのではなく、
まずは毎日食べるお米の質を
最大限にあげることに
注力してみてください。
食べる筋トレでは、
この理由から玄米をお勧めしています。
「こどもは、食べないよね?」
と思われている方が
ほとんどなのですが、
ノン、ノン、ノン。
「ごはん(白米)もお味噌汁も飲まなかった
息子が、
玄米に変えたら食べられるようになった!」
(D.A.さん、お子さん3歳)
「食べないと思っていたが、すんなり食べた。
シンプルな料理で、こどもが
よろこんで食べてくれることが
わかった」
(A.Y.さん、お子さん7歳、5歳)
「これまで玄米を食べなかったのが、
ギールさんオススメの鍋で炊いたら
美味しくたべてくれるようになった」
(H.H.さん、お子さん8歳、6歳、4歳)
というふうに、
ぱくぱく食べてくれる
こどもたちが続出しています。
毎日のご飯を美味しく食べられること。
何においてもこれが、
家族の幸せの基本だと
私は思っています。
その基本が充実するのとしないのとでは、
こどもたちのココロやカラダに
どんな影響があるのか、
ちょっと想像してみてください(^_-)
こどもが食べない、
は、
おかあさんの思い込みや
食に対する誤解からも
生まれていることを、
ぜひぜひ知っておいて
くださいね。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映