料理が美味しくなるための最大のコツ〜京料理屋の板前から学ぶ、何もしない調理法
こんにちは、ギール里映です。
こどもが生まれ変わる食事 vol.740
もっとも手抜きで、もっとも美味しい料理の真髄
〜京料理屋の板前から学んだこと
今日は私が主宰する
3ヶ月の本講座
食べる筋トレマスタークラスでした。
3連休の初日にもかかわらず、
お子さんの運動会多発時期にもかかわらず、
23名のお父さん、お母さんが
東京近郊はもとより、
京都、大阪、静岡、茨城からも集まりました。
今日のテーマは、
「何もしない調理法」
え、何もしないんですか?!?!
と、よく訊かれますが…
料理の味は、
食材と調理器具で9割が決まる
と私は生徒さんにお伝えしています。
調理方法とか、
味付けなんかは
実はそれほど大事ではなく、
むしろ、食材が持っている味
=flavour(フレーバー、食味)を
どれだけ引き出すことができるか、
が最大のポイントです。
そのためにすることは、
実は
「何も、しない」こと。
私たちがこねくりまわすから、
実は食べ物ってフレーバーを失ってしまうのです。
私は、京都の料理屋の家に生まれ、
父も、祖父も板前でした。
生前の父とは
なかなかうまくコミュニケーションが取れず、
他界してからいろいろと思い出すことが多いのですが、
そのなかで、覚えていることばがあります。
「料理は、食材さえよかったら
なんでもええんや」
な
ん
で
も
い
い
って!!!!!
ほんまかいな?!
当時は、ふーん、と思っただけの言葉ですが、
その言葉のなかに、
父が板前として感じてきたことが
集約されているような気がします。
自然のなかでのびのびと暮らした動物たちや、
畑でお百姓さんに丁寧に育てられて
大地のエネルギーをたっぷりとりこんだ力強い農作物であれば、
人間がそれを「美味しくしてやる!」
なんて、おこがましい。
そのものが持っている味や
力強さを引き出してあげることが
調理人の仕事なんだと
父から学んだ気がします。
なので、食べる筋トレマスタークラスでは
「なにもせずに、
食材から美味しさを引き出すこと」
にとことんこだわり、
その方法をお伝えしているのです。
なにもしない、から、
ズボラさんにも、
料理が苦手さんにも
ぴったりなのですよ^^
その具体策としてお伝えしている
方法の一つに、
「発酵」の力を利用する、
というものがあります。
発酵とは、
自然界にある微生物の力を使って
食材から旨みを引き出し、
消化を助けることはもちろんですが、
それがさらにこどもたちの脳の成長をも促進してしまう、
といういいことづくめ。
騙されたと思って、
まずは1日1発酵食品を食べることを
習慣にしてくださいね^^
そんな、誰にでもかんたんにできる
ヒントが満載の食べる筋トレ。
そのエッセンスを詰め込んだ
食べる筋トレセミナー、
10月の日程に、
キャンセルが発生しました。
日程:
10月15日(日)
10:30〜13:30+懇親会ランチ(希望者のみ)
場所:
東京都中央区
(詳細はお申し込みの方にお伝えしています)
金額:
5400円(税込)
*今回はチャリティセミナーにつき
収益をすべて認定NPO法人テラ・スネッサンスさんに寄付させていただきます。
お申し込み:
http://taberu-kintore.com/?page_id=3843&1007mm
です!
このテーマで行うセミナーは
今年最後です。
来週の日曜日、
突然予定が空いた!という方は
それが引き寄せサインの第一歩かもしれません。
みなさまにお会いできるのを
楽しみにしています^^
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレプロデューサー
ギール里映
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10月の食べる筋トレ個別相談会を
開催予定はしています。
が、しかし、すでに多くのお問い合わせをいただいており、開催が難しい状況です。
日程を調整して、
こちらのメルマガより
ご案内させていただきますね。