で、読み手に何が伝わったら一番うれしいですか?
ギール里映です。
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伝わる、響く、文章のコツ、2つめ
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伝わる文章のコツ、3つ。
1
読み手は誰なのか
2
何を伝えたいのか←本日ココ
3
100%読み手のメリットがあるかどうか
何を、伝えたいんでしょ?
小学校の国語で、読解力の成績が良かった人は、どれぐらいいらっしゃいますか?
私はあまり、得意じゃなかったな 笑
だって、
「いや、絶対作者、こう言いたいでしょ??」と思っても、
テストの答えと違ったら、満点はもらえないんです。
いつも間違ってました。だから自分は国語力がない、国語が苦手なんだと思いこんでいました。
ですが。
いろんな受け取り方があって、当然、って思いませんか。
いろんな人がいます。
性別、年齢、居住地、国籍、性格、志向、みんなみんな、違うわけです。だから究極、受け取り方が違って当たり前、理解が違ってあたりまえ、
そして
伝えたいことが伝わらなくて当たり前。
こういう大前提をまずは抑えておいてください。でないと、
「なんでこの人は理解してくれないのよ!!!」と、理解してくれない方たちのことが憎くなります。憎くなったら、そこに愛情を注げなくなってしまうので、そうなると元も子もない。
このように、読み手は自分の都合のよいように解釈します。
だからこそ、伝える側は、
わかりやすく
わかりやすく
わかりやすく
書いて届ける必要があるのです。
とくに、起業家、インストラクター業、講師業の私たちは。
(終わりを曖昧にして余韻を残す、という書き方も、もちろんあります。お客様にエンディングを委ねる、といいますか。
そういう書き方は、お仕事に関わる文章では、あまりおすすめではありません^^)
では、このわかりやすさ、というのは
どのようなことなのでしょう。
一言で言うと、
この文章を読むと、
これが手に入るよ!
ということが明確にあって、
その上で
これを手に入れた読み手は
こういう気持ち/状態/感情になる、
という、ゴールなんです。
例えば、どこか、自分が参加したイベントが、とっても面白くて、おすすめだから、これを読者さんに紹介したい、と思ったとします。
そこで、「このイベント、すっごい面白かったんで、おすすめですー!」
とだけ、書いてある文章ってありますよね。
まあ、間違いではないですけど
これ、いわゆる上記の「目的」を持っていない文章なんです。
どういうことかというと。
*気に入ったイベントを紹介する
ということで
何を目指していますか?
読みてが、「◯◯さんってすごい、そんなイベントに行ってきたんだ!」と羨ましく感じてもらう(嫉妬)のか
「◯◯さんの共感するポイントって、自分ととってもにていて、親近感がわく!」(親近感、共感)と思って頂くのか。
もしくはこのイベントから、「紹介してほしい」と言われて、紹介することで来場者を増やし、そのことでバックマージンをもらっているのか(お金という対価)、
それぞれのゴールが違うと、
「イベントを紹介する」という一つのテーマでも、書き方が何通りにもなる、ということなんです。
大事なことは、
文章を読む読み手の方が、
何を得て
どんな感情になり
どんな行動に出るのか
ということをゴールに据えて、
そこに向かってわかりやすく、
なるべくカンタンに書く、
ということが大切なのです。
セールスレターだったら、
やっぱり「あ、やばい、やらなきゃ」と思って頂いて(焦り)、その上で
申し込み、という行動につながってほしいですしね。
また、集客がゴールじゃないとしても、
「ああ、いい文章だな、また読みたいな」
とか
「この人と一度、会ってみたいな」
とか、
そんな風に思っていただけることが
発信する私たちにとって、やっぱり喜びだと思うのです。
自分の発した言葉や情報に、
そうそうそう、いいよね!!!と
共感して下さる人と出会えるのが
文章をパブリックに書く、ということの
喜びでもあります。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映