お正月食べ過ぎた!の対応策は? vol.2
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事vol.464
8割の人がお正月は食べ過ぎた、
と感じており、
さらに5割の女性が
食べすぎにより体重増加した
という、
1年のうちでもっとも食べすぎる季節、
それがお正月。
ふと、思ったのですが、
「食べ過ぎた」
「食べ過ぎじゃなかった」
というのは、
あくまでも自己申告。
それも普段食べている量と比べて
食べ過ぎかどうか、
という判断だと思います。
つまりほとんどの人は、
普段の食事も食べ過ぎ、
とは思っていないかもしれない。
「朝ごはんは絶対食べた方がいい」
といわれ、
1日3食しっかり食べて、
「いろいろバランスよく
食べないといけない」
と言われているので
あれも、これも、とたくさんの
種類が食卓にならび、
「残したらもったいない」と、
お腹いっぱいになっても
全部きれいに食べることが求められ、
「好き嫌いはいけない」
とされているので、
嫌いなものでもがんばって食べる。
自分では買わなくても、
人からいただいたお菓子やおやつ、
「せっかくもらったから」
「ちょっとだけだから」
と言っていただき、
お出かけしたり、
旅行にいったりすれば
「せっかくだから」
と言って食べる。
世の中は人に、
とにかく食べろ!食べろ!と言うけれど、
大人の多くは
「ダイエットしたい」と思っていたり。
でなきゃ、ライザップもあれほど
流行らないですよね。
そんな大人たちに育てられている
こどもたちも、
やはり大人からの
「食べろ、食べろ」攻撃に
離乳食のころから合っていて、
「離乳食は5ヶ月から」
「1歳児はこのぐらい食べさせるべき」
「摂取カロリーはこれぐらい必要」
「葉酸が足りないと脳の成長に影響が出る」
・・・・・
とにかく足りないことばかりが
フォーカスされているけれど、
現状、食べすぎ、食べさせ過ぎ、
な状況であることは
理解しておいたほうがいい。
とはいえ
お正月も終わった今、
あきらかな食べ過ぎの直後。
今リセットしておかなかったら、
これから1年間ずっと
食べ過ぎをひきずることになりかねません。
食べる筋トレ式
オススメのリカバリ方法は、
葛クリーニング。
これは、こどもも大人も
使える方法です。
いくつかやり方があるのですが、
今日は一番やりやすい方法を
お伝えしておきます。
まず、1日に食べる3食のうち、
お昼、夜は玄米ご飯とお味噌汁、
それにちょっとのおかずを食べます。
そして朝、葛煉りをいただきます。
これを3日〜1週間続けると、
カラダがとっても軽くなり、
アタマもスッキリして
集中力もアップします。
葛煉りの作り方はこちら:
材料
葛粉 30グラム
水 200cc
味付け
醤油または梅醤、味噌など
甘酒や米飴で甘みをつけてもよいです。
作り方
小鍋に葛粉と水を入れて
20分ほど置きます。
それを木べらで混ぜながら
中〜弱火にかけます。
熱しながら木べらで
ぐるぐると練ります。
葛粉が固まってきて、
透明感がでてきたらできあがり。
器に入れて、
お好みのトッピングで味付けをして
召し上がります。
たった、これだけ。
葛は、腸の機能を整える役割があり、
お腹のなかから温めてくれるので、
今の寒い時期にもオススメです。
内臓をあたため、
代謝をアップさせてあげたら、
消化・吸収能力もあがり、
食べ過ぎた食べ物は
スムーズに代謝されていきます。
葛もちみたいな食感になるので、
お子様でも美味しく
食べられますよ^^
食べ過ぎたあと、
食事を抜く、とか、
果物をいっぱい食べる、とか、
極端な方法を繰り返すと、
それがまた体にとっては
ダメージになります。
普段から食べ過ぎにならないよう
整えることも必要ですが、
お正月のような
エマージェンシーな事態では、
なるべくゆるやかに、
しかし確実に胃腸を整え、
速やかな消化・吸収・代謝を
助けてあげることが必要です。
この葛ねり、
風邪のひき始めや、
体力のないとき、
病み上がりのときにも
大活躍してくれる食べ物です。
しかも、簡単につくれるので、
お試しくださいね。
ちなみに、
私が食べ過ぎた!
と感じた時のトッピングは、
間違いなく梅干しです。
梅干しはこどもにとって
好き嫌いがありますので、
無理に食べさせなくてもいいですが、
もし好きで食べたがる場合は、
それでももちろん大丈夫。
しかし梅干しも、
そして葛も、
必ずホンモノを使うようにしてくださいね。
ホンモノだから、
力があります。
ホンモノだから、
効果があります。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映