好き嫌いや偏食は、こうやって解決しよう!
こんにちは、ギール里映です。
子どもが生まれ変わる食事 vol.571
こどもの好き嫌いには、
意味があります。
昨日は美味しい!と
パクパク食べているものでも、
今日は全く見向きもしなかったり。
これまで、
手をつけようともしなかったものの、
あっさりぱくりと
食べてしまったり。
もちろん、
成長の過程で
食べられないものが
食べられるようになる
こともありますが、
これは気まぐれに
好き嫌いを言っているだけでは
ないのです。
こどもは自分の本能で、
その時に食べたいものを
みずから選んでいます。
例えばわんちゃんやねこちゃんが、
食べたこともないペットフードを
出した時に、
ぱくぱく食べるものと、
ぜんぜん手をつけないものが
あるのと同じで、
子どもたちは本能で、
食べるもの、食べないものを
実は選びとっているのです。
先日、こんなことがありました。
我が家の息子(5歳)は、
フルーツが好きではありません。
私がそもそも
そんなにフルーツが必要ではないと
考えているので、
積極的に食卓に
上らないこともありますが、
なんせ、今の学校に通って、
給食で始めてバナナを食べた、
というぐらいですから、
フルーツは食べたがらないのです。
しかし或る日突然、
「りんごが食べたい」と
言い始めました。
なぜ、急に、りんごなんだ???
うちでは出したことないぞ???
と思っていたら、
なんと学校の給食で
お肉を食べた日と
リンクしていました。
りんごは、
お肉の毒消しといわれています。
毒消し、というと、
肉が毒なのか?!?!
と思われてしまいますので
誤解なきように説明すると、
お肉を食べることは、
消化器官にとっては
負担になります。
その負担を軽くするため、
つまりは消化を助けるために、
りんごに含まれている
酵素が
とても役に立ってくれるのです。
だから肉食文化の国
イギリスでは、
1日1個のりんごは
病気しらず、というぐらい
りんごを愛していますし、
豚肉料理なんかも、
アップルソースというように、
フルーツを使ったソースが
よく合うのです。
そんなわけでうちの息子、
無事お肉デビュー、果物デビューを
果たしました。
お子さんが何かをすごく欲したり、
何かをすごく嫌がったりするのは、
体から発するサインなのです。
そのサインによって、
お子さんに何が必要か、
また
何が多すぎるのかが、
わかるようになります。
ですから、「こどもの好き嫌いが…」
とただ悩むだけでなく、
それがなんのサインなのかを
ぜひ考えてみてくださいね。
カラダの感覚、
五感の感覚、
それらはこどものほうが、
100倍純粋で、正直なのです。
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こどもの未来は、
食事で変えられる!
私はそう信じています。
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
食べる筋トレレシピの専門家
ギール里映