諦めた経験、ありますか?
ギール里映です。
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諦めた経験、ありますか?
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「りえちゃんには、ピアノは無理かも知れないねぇ」
母にそう言われて、
たしか5歳ぐらい?もっと小さかったのかあまり覚えていませんが、
習っていたピアノを辞めました。
当時、一緒に習っていた姉は、
「練習はキライだ」
といいながらも、多分、18歳ぐらいまで
続けていたと思います。
だけど私はなぜか、やめちゃったんですよ。
今日は、
諦めるってどういうこと?
について、ちょっと考えてみたい。
幼き日の私、ピアノを諦めました。
今から思えば、絶対に続けていたら、
いまごろピアノが弾けて、かっこいいし、
絶対音感なんかもあって、
なんかめっちゃ素敵だなぁ、って思いますが、
こどものころ、
あまりにも上達しないし、
多分、つまらなそうだったんでしょうね、
そんな私を見かねて母は、もうやめてもいいよ、って言ったのでしょう。
だけど、このとき、本当にやめてよかったのかな???
万が一、続けていたとしたら。
もしかしたら、今頃ピアノで世界を飛び回るアーティストになっているかも知れない。
作曲とかプロデュースとかしちゃうように、
音楽業界でなにかしら、仕事をしているかもしれない。
あ、今の仕事で、満足していないわけではないですよ!!!
紆余曲折あってたどり着いた今の仕事は
私の天職だと思っています。
それは、さておき、
もし、もし、ずっとピアノを続けていたら、とよく考えるんですよね。
どんな道を選ぼうとも、
ガッツがあってやる気があって
素直で勉強熱心で
努力を惜しまなければ、
必ずモノになります。
だけど、もし、
「これは自分に向いていない」
といって、いつも中途半ばでやめたり、かわったりしていけば、
いつまでたっても、モノにはなりませんよね。
ピアノを辞めた私は、
のちにフルートを始め、
演劇部に入り
軽音楽部になり、
ラクロスをして
大学で歴史を学び、そのあと
イギリスでジャーナリズムを学び、
現代美術画廊の仕事を経て
自然食品店を経営、
そのあと事業を立ち上げて、今に至ります。
(ながっ!)
何かを始めても、
すぐに上手く行かなくて
「これじゃないな」
とさっさと決めて、次のものを探す傾向って
いま増えてきていると思うんですよ。
だって、数十年前と比べても
仕事や生き方の選択肢が増えているのですから、
それらをちょいちょい選んで、つまみ食いをして、もっと条件のいい生き方を求めて生きていく方法もあると思います。
だけど、そんな都合よく、
簡単に、自分の望む生き方が手に入るものかな?
そもそも夢を叶えよう、ったって、
そんなに簡単に夢って叶うものかな?
つまづいたり、
努力したり
工夫したり、
つらいことにぶち当たったり、
いろんなことを経験していって
その上で夢が叶うんだったら
めっちゃ喜びが深いと思うのですよ。
だけど、
ぱっとやって、
すぐにできることって
どれほどの価値があるんだろう???
私はドMなので、やっぱり
努力したり、泥臭い経験をいっぱいしてから手に入る夢のほうが、うれしいなぁと思います。
辛い想いをすればするほど、
その後手に入るものの喜びは格別です^^
子どものころの私、
そういうのに気づく前に、やめる選択をしましたが、
もしやめてなければどうなっていたのかな。
違う人生をもう今さら歩めませんし、
過ぎたことを後悔しても始まりません。
私達にできることって
今、自分に与えられた環境のなかで、
どれだけ自分の役割をはたしていくか、
じゃないかな。
その場、その時、そのご縁、
一期一会だと思って全力で向き合う。
全力でもがいていたら、
いつか絶対、どこかの岸にたどり着くものです。
そしてそういう旅をつなげていったその先に
自分の夢や欲しいものが、見えていくんだと思います。
今日の教訓:
諦めなければ絶対に成功する♪
今日もお読みいただき
ありがとうございます。
ギール里映